60代娘の介護日記 〜母と私の時間~

母(さくら93歳、要介護3→4、11月30日に永眠)を一人で在宅介護する娘(もも)の日々を綴ります。

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嚥下力低下時のST直伝の技~できることが見えた日~

朝から水ひとくちで終了

さくらさん、今朝も水を一口だけ飲んで、すぐにベッドへ。
起きたときは肩が痛いと言うけど、薬も飲めない。
脱水や低血糖が頭をよぎる。

訪看さんに連絡し、この数日の様子を報告。
結果、1週間の点滴生活が決定。水分不足の心配はひとまず軽減。

 

言語聴覚療法士(ST)さん、緊急参戦!

今日の予定がキャンセルになったからと、ST(言語聴覚士)さんが、急きょ午前中に来てくれた。
現状に合わせたアドバイスを、その場で受けられるというありがたい時間となった。

 

主なチェックポイント

  • 飲食はベッド上で(食道に流れやすくするため)

  • 頭の角度は40度(今日の状態の場合)

  • 顎を上げない姿勢、足にクッション

  • ペースト食・とろみ食推奨

  • とろみ加減を確認

  • 口腔ケアの手順

  • 一口の量(水分は30cccc目安)

  • 錠剤は砕いて食事に混ぜる

ゴックン誘発の裏ワザ

朝食で手をつけなかったものを使い、実際に食べさせ方を実演。

  • スプーンは舌の少し奥を軽く押すように入れると、反射で「ゴックン」

  • 飲み込みづらいときは、顎の下の喉部分(舌の付け根あたり)を左右からやさしく押す

  • 舌や喉を動かすのは筋トレと同じ。長時間は疲れるので30~40分で切り上げ、1日4~5回の分割食でもOK

 

STさんがたべさせてるときは、なんと一度も咳き込みなし!!
しかも、ここ数日、あんなに飲めない、食べられない状態だったのに。ちゃんと食べていく。

「お見事!さすがプロ!」と感動しまくり!

話によると、1時間半~2時間くらいかけて食べさせる家庭もあるそうだ。

本当は、短い時間で回数を増やすほうがいいということ。でも、この話を聞いて、がんばっている人たちがたくさんいるということに、また元気づけられた。私は、食事介助、ここ数日だけでもぐったりだったよ。みんな、偉い!

 

プロの存在のありがたさ

嚥下の仕組みを図で説明してもらい、寝そうな状態の中でも実践できたのは大収穫。
点滴を外すのは今回も私の役目。
コロナや体調不良者の増加で訪看さんが大忙しの中、時間を割いて来てくれたことに感謝しかない。

月曜には薬剤師さんに、今日飲まなかった薬(カプセル類)を食べ物に混ぜてOKか確認してみよう。

 

 

まとめ:今日の学びと実践ポイント

  • 飲食はベッド上、頭は40度

  • 顎を上げず、足にクッションで姿勢安定

  • スプーンは舌奥を軽く押すように入れる

  • 飲み込み促進は喉の左右軽押し

  • 長時間は避け、分割食OK

  • 錠剤は砕いて食事に混ぜる方法も