60代娘の介護日記 〜母と私の時間~

母(さくら93歳、要介護3→4、11月30日に永眠)を一人で在宅介護する娘(もも)の日々を綴ります。

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訪看さんの職人技~芸術作品級~

久々の熟睡

普段1~2時間おきには目が覚め、さくらさんの様子を伺うのだが、今朝は朝まで一度も目覚めなかった。いつぶりだろうか?

5時のアラームが鳴り、「やばい!」と焦る。

最近のさくらさんの様態が落ち着いてるのと、明け方の寒さに備えて、小さな毛布を掛けていたから、安心したのかもしれない。

今日もさくらさんは1日ぐっすり寝ていた。

 

ピシッと仕事人、現る

うちには複数の訪看さんが来てくれる。

快活な人、おおらかな人、穏やかな人、面白い人、説明がとてもわかりやすい人、たくさんの情報を提供してくれる人、マッサージが得意な人などなど、個性も様々。

だけど、共通してるのは、みんな優しく、さくらさん同様、私へも気遣いも忘れない。プロとして意識が高く、頼りになる存在だ。

 

その中でもさくらさんの係の人は、とにかく「整える名人」だ。
オムツ交換、口腔ケア、パジャマの着せ替え……そのすべてがピシッと仕上がる。

口腔ケアのときは、歯の裏、喉の奥まで、細かな汚れも逃さない。
さくらさんの口元が、ケア後は“つやっ”と輝いて見える。

 

左右対称へのこだわり

オムツ交換のあとも見事だ。
「ここ、測量でもしたの?」と思うほど、左右完璧なバランス。
テープの貼り方も、きれいに揃っている。

そしてパジャマもスタイリストさんみたいに、裾や背中、袖をすっきり整えていく。

 

職人技は美しい芸術品

姿勢補正に使うクッションやバスタオル。使わなかった物は、きっちり折り目をそろえて重ねて帰っていく。それが、いつの間に!?と思うほど、手早い。
他の訪看さんも整えてくれるけど、この方はレベルが違う。

彼女の職人技をみるたび、惚れ惚れしている。

仕事人の技ってほんとに美しい……。
そして、「この人、家の中もピカピカに違いない…」と私は勝手に想像している。

 

ケアに込められた心

性格もあるのだろうが、隅々まで徹底してケアをしようという思いと、それをこなせる器用さが備わった方だ。単に「きれいにする」だけでなく、「尊厳を守る」姿勢が、形となって表れているのだと思う。

 

そして私はというと

私も必要な介護用品は使い勝手がいいように、導線を考えて置いてある。
……のだが。

どうしても漂う“ごちゃつき感”。う~ん。いまいち美しくない……。
「まあ、これくらいでいいか」という大雑把な性格と、不器用さを備えた私なのである。

 

まとめ

  • プロの仕事は「整う」だけでなく「心地よさ」を生む

  • ケアの丁寧さは、介護される人の尊厳にもつながる

  • 不器用でも“思いやり”でカバー

  • お手本を見習って、できる範囲で「無理せず」やってみる

  • プロの方に任せるところは任せ、家族ができることを考える