
壁が足りない家
古くなった実家を建て替えたとき、作り付けの収納をたくさん作ってもらった。
完成してから気づいたのだが、そのせいで壁面がほとんどなくなってしまった。
だから、絵などを飾る場所があまりない。
ラッキーなことにさくらさんの部屋には飾れる場所がある。
季節の展示コーナー
家にいる時間が長いさくらさんに季節を感じてもらいたくて、
毎月ちょっとした飾り付けをしている。
といっても、高価な絵とか、おしゃれなポスターではない。
100円均一で買ったものを使って、保育園の掲示物のようなイメージで貼っていくだけ。
もともとは、さくらさんに季節の折り紙とか塗り絵をしてもらって飾ろうという作戦だったが、「ももが作って」とすぐに諦めたさくらさん。
結果、「まあ、いいか」と既製品を飾ることに。
金魚からカボチャへ
先日ふと見たら、夏のままだった。
金魚のタペストリーに朝顔の造花。8月以来そのまま。
朝顔の中には、さくらさんが訪問リハビリのときに折った折り紙の花が一輪。
このころは、まだ自分で動けていたんだね。
遅ればせながら、ハロウィン仕様に変更。去年の使い回し。
お化けとかぼちゃのタペストリー、ハロウィンのガーランド、
かぼちゃの飾りを混ぜた花束を壁に留めていく。
垂らしたオレンジと朱色の葉っぱのつるは、
去年さくらさんが「きれいねえ」と気に入っていたものだ。
ハロウィン柄のリボンのついたカチューシャと、帽子、デビルのマントもある。
去年、仕事から帰ると、さくらさんが、みーちゃん(人形)に帽子とマントを着せて、自分はカチューシャをつけてちょこんと座っていた。
かわいかったなあ。
さくらさんの笑顔
他にも壁には「長寿の心得」の手ぬぐいも貼ってある。
デイで作った花や写真入りの額、お祝いの色紙も並んでいて、どれも少し前の、ちょっとふっくらした元気なさくらさんの笑顔が写っている。
秋を飾る
壁を飾るたび、新鮮な気持ちが訪れる。
壁の下に置いたアレクサ。その画面にはさくらさんと私の季節毎の写真が、ゆっくりめくれていく。
このあと、すすきや紅葉、栗、クリスマス、お正月の飾りも待機している。
月日はどんどん流れていく。
どの季節まで一緒に過ごせるかな。
そんなことを思いながら、壁に小さな秋を貼っていった。
まとめ
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季節の飾りは100円均一でOK
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思い出の品も立派な“飾り”になる
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さくらさんの写真は季節毎の思い出